広告

「薬剤師になりたい」と思ったら抑えておくべき「4つの情報」

病院・薬局で調剤を行ったり、製薬会社でMRとして勤務したり…と、「薬」に関わる場で活躍する「薬剤師」。この「薬剤師」になるには「薬剤師法」によって定められたれっきとした「国家資格」が必要となります。ここでは薬剤師資格取得のための情報を4つに分けて紹介していきます。

薬剤師になるには「薬学系大学」の修了が必要

薬剤師の資格を取る「薬剤師国家試験」を受験するには、まず以下のいずれかの「薬学系大学」の過程を修了する必要があります。

・大学の「薬学部」
・薬科大学

なお2006年3月まで、上記「薬学部」は4年制で、更に大学院へと進みその後に受験するコースになっていました。しかし同年4月からは薬学部・薬科大学いずれも「6年制」に統一されています。

「薬学系大学」の種類と特徴

薬学系大学にも通常の大学と同様に「国立・公立」と「私立」があります。2005年からは官公庁の規制緩和を受けて私立大学が大幅に増加。2015年現在、全国に74校が存在しています。

<<国公立大の特徴>>
まずは「授業料が安価」ということが挙げられます。平均年間授業料は50万~60万円。その分志望者も多く、倍率は高めです。なお、必ずしも学生全員が「薬剤師」を目指すとは限りません。研究者や、薬学経験を活かし関連企業等への就職をする人も多いです。

<<私立大の特徴>>
授業料は学校により異なりますが、国公立と比較して格段に上がります。平均が年間120万円~130万円。これに施設費等の諸費用が加わり、年間200万円程度が必要となります。受験倍率も学校により違い、有名校は国公立を凌ぐ難関である事も。反面、新規私立には「定員割れ」を起こす学校もあります。学生は「薬剤師志望」が殆どで、授業内容もより「国家試験」を念頭に置いたものとなります。

薬学系大学の学費を抑えるには?

6年制である薬学系大学は、通常の大学よりも授業料が高くつきます。国公立でも入学金を含め計390万円。私立だと1250万円~1300万円弱が必要となるのが一般的です。

この学費差により国公立志望者が多いのが現状ですが、「お金が無いから」と私立を諦めることはありません。私立では「特待生」という制度を設ける大学が非常に多いのです。「特待生」とは、成績が学年上位にある人の学費を一部免除する制度のこと。

最近では「上位者3名~5名」程度を対象とし「全額免除」を行う大学も増えています。もちろん受験時から良い成績を残す必要がありますが、「お金をかけずに薬剤師になりたい!」という人は挑戦して損は無いでしょう。

「薬剤師国家試験」の合格率は?

6年間の薬学過程を修了すれば、「国家試験」の受験資格を得ます。薬剤師試験が行われるのは、例年3月。2015年3月には16,456人が試験に出願し、63.17%が合格しました。なお合格率には年によって差が出ることも多く、80%近くまで合格率が上がった年も。ただし受験者数が年々増加傾向にあるのに対し、合格率は2015年に微増したものの、長期的には減少傾向にあります。試験合格には、単に「6年間通えばOK」ではなく、国家資格受験ノウハウに強い授業と熱心な勉強が必要になると言えるでしょう。ただ、一度受かれば、「手に職」の資格ですので、薬剤師の就職先や転職先をさがすのもそれほど苦労なくできる、といわれています。

広告